麺処 鵬匠(鶴岡市/山形)

 

鶴岡(山形)出張で見つけた今回のご当地グルメは
「麦きり」。

日本海に面している山形県には
地域ごと独自の麺文化があるそうで、
内陸では蕎麦やラーメンの文化が発達し、
ここ鶴岡市をはじめとする庄内地方では
麦きりという麺料理が名物だとか。

麦きり? 聞いたことないなぁ。

 

ネットで調べてみると、鶴岡駅から約1キロの場所にある
「麺処 鵬匠」というお店を見つけた。
傘を購入し、寒さに震えながら店を目指した。

のれんをくぐり、カウンター席に着く。
メニューに目を通し、
そばと麦きりの両方が楽しめる
「合盛(750円)」を選んだ。
さらに「鴨たれ(100円)」も追加した。

麦きりは、打ち方や塩加減はうどんと似ているが、
大麦粉を使った短い麺のことを言う。
冷たいつゆと薬味につけて食べるのも特徴のひとつ。

思ったよりもボリュームがあり、
やや細めのざるうどん、
水沢うどんに似ているという印象。
喉ごしがよく、食感はそばに近い。
なんとも不思議な麺料理だ。
一緒に盛られていたそばは
ちょっとぼそぼそとした田舎蕎麦。

ピリ辛の鴨たれがよく絡み、
とても満足度の高いランチとなった。

たぶん、鶴岡以外ではお目にかかれないレアな麺。
各地にはいろんな食文化があるものだ。

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